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割り勘アプリおすすめ5選を比較 — 登録・通貨・料金の違い

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#how-to#group

Evere・Walica・レコペイ・Splitwise・tricountを、外貨の扱い、割り方、登録の要否、精算後も続けて使えるか、無料で使える範囲で比べました。運営元のEvereが向かないケースも書いています。

この記事は、割り勘アプリ Evere の運営元が書いています。自社アプリを含む比較なので、他のアプリについては公式サイト、公式のヘルプやFAQ、App Storeの記載、実際に使って確かめた内容だけを書きました。Evereが向かないケースも後半に書いています。

情報は 2026年10月8日時点 のものです。料金や機能は変わることがあるので、使い始める前に各公式ページも確認してください。

比べたのはこの5つ

日本のApp Storeやブラウザから使えて、立て替えの記録から「誰が誰にいくら払うか」の計算までできるものを選びました。

EvereWalicaレコペイSplitwisetricount
対応端末iPhoneブラウザiPhone・AndroidiPhone・Android・ブラウザiPhone・Android
外貨の換算162通貨を自動換算(無料)すべての外貨を円で清算50以上の通貨(円換算を表示)通貨ごとに別計算(まとめて換算はPro)自動換算(無料)
為替レートを自分で入力できる(Pro)できないできるできない(Proの換算は市場レート)できない
割り方均等・割合・金額指定均等・金額指定対象者を選んで均等均等・割合・シェア・金額指定均等・シェア・金額指定
会員登録不要(ゲストモード)不要不要必要不要で始められる
アプリを使わない人名前だけで追加できるURLからブラウザで参加名前だけで追加できるメールか電話番号で招待名前だけで追加できる
精算後も同じグループで続けるできる精算済みにする機能なしできない(新しく作る)できるできる
予算と使いすぎの通知できる(Pro)なしなしなし(カテゴリ別の集計はPro)なし(カテゴリ別の集計)
料金無料+有料プラン無料無料+有料プラン無料(1日の入力数に上限)+有料プラン無料・広告なし・上限なし

選ぶ前に決めておくこと

割り勘アプリの違いは、機能の多さより「誰が、どこで、何回使うか」で効いてきます。先に次の3つを決めると、候補はかなり絞れます。

まず、一度きりか、続けて使うか。旅行1回分の精算と、同棲や家族の生活費のように毎月続く割り勘とでは、向いている道具が違います。

次に、通貨が混ざるか。海外旅行だけでなく、海外に住んでいる人の日々の支出や、国際カップル、海外の家族・友人との割り勘では、通貨の換算をどこまでアプリに任せられるかで手間が大きく変わります。

最後に、メンバー全員にアプリを入れてもらえるか。その場限りのグループで、全員にインストールと登録をお願いするのは意外と大変です。

Evere:通貨が混ざっても、ずっと続く割り勘でも

Evereは、カップルや家族、友人グループの割り勘・立て替えを記録して精算するアプリです。支払いを登録するだけで、複数通貨の換算、精算状況、誰が誰にいくら払えばいいかがすぐに分かります。

いちばんの強みは通貨の扱いです。円でもドルでもバーツでも、払った通貨のまま記録すれば自動で換算され、この換算は無料プランで使えます。通貨が何種類混ざっていても、すべての支払いをひとつの通貨にそろえて精算額を出すので、通貨ごとに別々に精算する必要はありません。為替レートは記録した時点のものが自動で取得・保存され、あとで相場が動いても金額は変わりません。現金で両替したときのレートで精算したい場合は、レートを自分で入力することもできます(Pro)。海外旅行はもちろん、海外に住んでいて日々の支出に複数の通貨が混ざる人や、国際カップルの生活費の管理にも向いています(マルチ通貨と為替レート)。

もうひとつの強みは、精算したあとも同じプロジェクトを使い続けられることです。毎回精算しなくても貸し借りはそのまま繰り越され、誰がどこまで払ったかは精算済みの記録として残ります。同棲や家族の生活費、毎月のように集まるグループの立て替えを、ひとつの記録で追い続けられます。

割り方は、均等割・割合指定・金額指定の3つから支払いごとに選べます。ふたり暮らしの6:4も、「1人だけ2人分」「食事代だけ別」もその場で決められます(支払いの追加と分割)。誰かが支払いを追加すると、全員の画面にすぐ反映されて通知も届きます。

始めるのも手軽です。会員登録なしのゲストモードですぐに使い始められ、アプリを使わないメンバーは名前だけで追加できます(メンバーと招待)。

旅行向けの機能もあります。予算を決めておくと使いすぎる前に通知が届き、電波がない場所でも支払いを記録できます(どちらもPro)。レシートの写真も支払いと一緒に残せます。

無料プランではプロジェクトは3つまで、レシート画像は1プロジェクトにつき5枚までです。為替レートの手入力、予算の通知、オフラインでの記録、広告の非表示は有料のProプランの機能です(プランと料金)。

Walica:ブラウザだけで完結させたいとき

Walicaは、アプリをインストールせずにブラウザで使う割り勘サービスです。公式サイトによると、会員登録は不要で、グループページのURLをLINEなどで共有すれば、メンバー全員が立て替えを登録できます。グループページにアクセスできるのは、URLを知っている人だけです。

すべての外貨に対応していて、海外旅行中の貸し借りも日本円で清算できると案内されています。立て替えごとにメンバーそれぞれの負担額を入れられ、清算する金額は1円から1,000円の単位で表示を切り替えられます。清算方法は、もっとも少ない回数で済むように計算されると公式に書かれています。一方で、清算を済ませたことを記録する機能はないため、どこまで清算したかはWalica上には残りません。

アプリを入れてもらう手間がないので、その場限りのグループで、今日中に精算したいときに向いています。

レコペイ:旅行やイベントを1回ずつ区切って精算したいとき

レコペイはiPhoneとAndroidのアプリです。公式サイトでは、50以上の通貨への対応、AIによるレシート読み取り、リアルタイムの共同編集が紹介されています。チェックリスト機能もあり、買い物リストや旅のしおりにも使えます。外貨は、イベントごとに使う通貨を追加しておく方式で、為替レートは自分で変更することもできます。

会員登録なしで使い始められ、アプリを入れていない人も名前だけで割り勘に加えられます。招待を受けて一緒に記録する人は、アプリのインストールが必要です。支払いごとに割り勘の対象者を選べるので、「お酒を飲まない人は宅飲み代から外す」といった分け方ができます。

割り勘はイベント(グループ)単位で管理します。精算を完了したイベントは「精算済み」に分類されて使い続けられないため、次は新しいイベントを作る形です。また公式FAQによると、無料プランで自分が作れる進行中のイベントは1つまでです。旅行や飲み会のように、1回ごとに区切って精算する使い方に合っています。

有料プランでは、広告の非表示、ダークモード、イベントの作成数の無制限、イベントアイコンの自由な設定、レシート読み取りの上限の拡大(5回から50回)、支払いカテゴリーの上限の拡大(7個から30個)などが使えるようになります。精算は、送金回数が最小になるアルゴリズムで計算すると公式に書かれています。

Splitwise:家賃などの定期的な支払いまで、細かく管理したいとき

Splitwiseはアメリカの会社が提供する割り勘アプリで、iPhone・Androidのアプリに加えてWeb版でも使えます。割り方は均等のほか、割合・シェア・金額指定で分けられ、1件の支払いに複数の支払者を設定することもできます。毎月・毎週・毎年などで繰り返す支払いを登録できるので、家賃や光熱費、サブスクのように決まった支払いがある共同生活に向いています。

長く使うための機能もそろっています。CSVでの書き出し、複数のグループをまたいだ相手ごとの残高の確認、支払いの編集履歴の確認、削除したグループの復元ができます。使い始めるには会員登録が必要で、一緒に使う人はメールアドレスか電話番号で招待します(名前だけの仮のメンバーはWeb版から追加できます)。

外貨の扱いは、無料版とProで大きく変わります。公式ヘルプによると、無料版では通貨ごとに残高が別々に計算され、支払いの通貨を変えても表示が変わるだけで金額は換算されません。すべての支払いをひとつの通貨にまとめて精算するには、有料の「Splitwise Pro」の換算機能(その時点の市場レートで換算)が必要です。送金の組み合わせをまとめる機能も、複数の通貨があるグループでは通貨ごとに別々に働きます。

無料版には1日に追加できる支出の数に上限があり、Proでは上限がなくなります。利用者が多いアプリなので、一緒に割り勘する相手がすでに使っているなら、合わせるのがいちばん早いでしょう。

tricount:無料のまま制限なく使いたいとき

tricountは、iPhoneとAndroidで使える割り勘アプリです。公式サイトとApp Storeでは「無料・広告なし・制限なし」をはっきり打ち出していて、1日の入力数の上限もありません。外貨は市場レートで自動換算され、レートは毎日更新されると公式ヘルプに書かれています。

割り方は均等のほか、シェアや金額で人ごとに調整できます。参加者は名前で追加でき、返済は「支払い済み」として記録するので、ルームシェアの家計のように同じグループを続けて使えます。精算方法は、送金の回数ができるだけ少なくなるように提案されます。有料プランを気にせず使いたい人には、選びやすい候補です。

Evereが向かないケース

Androidの人がいるグループで、全員が自分のスマホから記録したい場合は向きません。EvereはiPhone版だけで、Android版はありません。Androidのメンバーも名前だけの参加者として加え、精算結果をレポートで共有することはできます。

全員がリアルタイムで記録したい場合は、全員に会員登録してもらう必要があります。招待リンクを作る側も、参加する側もアカウント登録が必要だからです。その場限りのグループで登録の手間をかけたくないなら、登録不要でブラウザから使えるWalicaのほうが早いでしょう。

アプリを入れずに今すぐ金額だけ知りたいときは、割り勘計算ツールを使ってください。

目的別の選び方

こんなとき候補
外貨が混ざる割り勘を、無料で自動換算してまとめて精算したいEvere、tricount
海外旅行によく行く、海外に住んでいる、国際カップルなど、外貨の支払いが多いEvere、tricount
パートナーや家族の生活費を、精算後も続けて記録したいEvere、tricount、Splitwise
予算を決めて、使いすぎる前に通知を受けたいEvere
今回だけのグループで、アプリを入れずに済ませたいWalica
iPhoneとAndroidが混ざるグループで、全員が自分のスマホから記録したいWalica、レコペイ、Splitwise、tricount
旅行やイベントを1回ずつ区切って精算したいレコペイ、Walica
レシートを読み取って入力の手間を減らしたいレコペイ、Splitwise
旅の持ち物や買い物リストも一緒に管理したいレコペイ
毎月の家賃やサブスクを、定期的な支払いとして登録したいSplitwise
相手がすでにSplitwiseを使っているSplitwise
有料プランなしで、上限を気にせず使いたいtricount
電波がない場所でも支出を記録したいEvere、tricount、Splitwise

どのアプリでも、大事なのは記録のルールを最初に決めることです。誰が記録するか、いつ精算するかを決めておけば、アプリが違っても揉めにくくなります。割り方そのものは割り勘の3方式の使い分け、グループ旅行の流れはグループ旅行のお金の管理で詳しく書いています。

参照した公式情報(2026年10月8日確認)

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