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光熱費の分担、在宅と出社で差が出たときの決め方

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#cohabitation#group

在宅勤務の人がいると、電気やガスの使用量に明らかな差が出ます。それでも部屋ごとには測れないのが光熱費です。測らずに納得できる3つの決め方と、季節変動の扱い、見直しのタイミングを整理しました。

同じ家に住んでいても、電気の使い方は同じになりません。片方が週5で在宅勤務、もう片方が毎日出社なら、日中のエアコンと照明とパソコンの電気は、ほぼ在宅側が使っています。

それでも光熱費を折半にしている家庭が多いのは、分けようがないからです。部屋ごとにメーターは付いていませんし、誰がどれだけ使ったかを測る方法がありません。

測れないものを、どう分けるか

正確に測れない以上、目指すのは正確さではなく納得です。

納得を作る方法は限られていて、根拠のある数字を一つ選び、それに従うことです。根拠が説明できれば、多少ずれていても不満は溜まりません。逆に「なんとなく多めに」で決めた金額は、毎月不満を生みます。

以下、実際に使われている決め方を3つ挙げます。どれも測っていません。測らずに納得を作る方法です。

決め方1: 在宅日数で比率を作る

一番わかりやすいのが、家にいた時間から比率を作る方法です。

週5で在宅の人と、週5で出社の人がいるとします。平日の日中に家にいるのは5日と0日。ただし夜と休日は二人とも家にいるので、差がつくのは日中だけです。

1週間を「平日の日中5コマ」「それ以外9コマ」と数えると、在宅側は14コマ、出社側は9コマ家にいる計算になります。比率は14:9、およそ61:39です。

家にいるコマ数比率光熱費18,000円の負担
在宅の人14約61%10,980円
出社の人9約39%7,020円

コマの数え方は厳密である必要はありません。6:4か7:3か、そのくらいの粒度で十分です。大事なのは、その数字がどこから来たかを二人が説明できることです。

決め方2: 基本料金は頭割り、変動分だけ傾斜をつける

電気もガスも、料金は基本料金と従量料金に分かれています。

基本料金は、使っても使わなくても発生します。契約している以上、住んでいる全員が等しく負う費用です。ここを傾斜させる理由はありません。

一方、従量料金は使った量に比例します。差をつけるならこちらです。

18,000円の請求のうち基本料金が4,000円なら、その4,000円を頭割りで2,000円ずつ。残りの14,000円を6:4で分けて8,400円と5,600円。合計は10,400円と7,600円になります。決め方1の10,980円と7,020円より差が縮まりました。

明細に基本料金が書かれているので、分けるのは難しくありません。この方法の利点は、使用量が少ない月に負担差が自動で小さくなることです。

決め方3: 定額を上乗せする

比率の計算そのものを面倒に感じるなら、金額を固定するやり方もあります。

光熱費は折半のまま、在宅側が毎月3,000円を上乗せする。金額は最初に二人で決めて、しばらく固定します。

この方法の良いところは、毎月の計算がなくなることです。請求額が変わっても上乗せ額は変わりません。弱いところは、夏と冬で実際の差が広がっても金額が追いつかないことです。

固定額は決めっぱなしにせず、年に1回か2回は見直してください。見直す前提で始めれば、最初の金額を厳密に決める必要もなくなります。

季節で変わることを織り込む

在宅の差が金額として一番出るのは、真夏と真冬です。

日中のエアコンを8時間つける月と、エアコンを使わない春や秋では、そもそもの請求額が倍近く違います。比率で分けている場合、この差は自動的に反映されます。18,000円の月と9,000円の月では、同じ6:4でも生まれる差額がそのまま半分になるからです。

定額上乗せ方式は季節に追随しません。夏だけ上乗せ額を増やす運用も可能ですが、それをやるくらいなら比率方式に切り替えたほうが手間は少ないでしょう。

見直しのタイミングは、働き方が変わったときです。出社日数が変わった、片方が転職した、在宅勤務が終わった。この節目で比率を作り直せば、実態から離れません。

Evereで管理するなら、割合指定で比率を設定しておくと、毎月の請求額を1件記録するだけで負担額が割り振られます。比率を変える月は設定を直すだけで、過去の記録には影響しません。生活費全体の分け方は同棲の生活費分担で扱っています。

❓ よくある質問

Q. スマートメーターのデータで測れませんか? 家全体の使用量は時間帯別に見られますが、部屋ごとには分かれません。日中の使用量が誰のものかは結局推測になります。ただ、日中と夜間の比率が分かるなら、コマ数を数えるより根拠のある数字は作れます。データが見られる環境なら使う価値はあります。

Q. 在宅勤務の電気代は会社が出してくれるのでは? 在宅勤務手当を出している会社はありますが、支給の有無も金額も会社によります。手当が出ているなら、その分を光熱費の上乗せに充てるのが筋でしょう。出ていないなら、家庭内で分けるしかありません。

Q. 差をつけようと言い出すのが気まずいです。 金額ではなく仕組みの話として持ち出すと角が立ちにくくなります。「働き方が変わったから、光熱費の分け方も一度決め直したい」という切り出し方なら、相手を責める形になりません。実際、変わったのは働き方であって、相手ではありません。

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